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電柱を1本建てるための所要時間は、立地や地盤の違いによってさまざまです。1本を1~2時間で建ててしまうこともあれば、1日がかりになることもあります。電柱を吊るして移動させるクレーン機能と、穴を掘るためのドリル「アース・オーガー」を備える穴掘建柱車(ポールセッター)で建柱工事を行います。当社の技術職は、3人1組の班で各現場に行くのが基本。三次・庄原エリアのあらゆる電柱工事現場で活躍しています。
今日の仕事の打ち合わせを行い、建柱車に電柱を積んで現場へ向かいます。資料と照らし合わせて現場の地盤や周辺環境を確認し、安全で最適なアプローチ方法を班のメンバーと共に検討します。
穴掘建柱車のアース・オーガーで建柱位置を掘削します。地下埋設物などの可能性がある場合は、スコップなどを使って手掘りします。
建柱穴に設置板と接地抵抗低減剤を入れて、固まり次第穴掘建柱車のクレーンで電柱を吊るし上げ、掘削した穴に電柱を差し込みます。
建てた電柱の垂直や位置を確認し、調整します。電柱の沈下や転倒を防ぐ「根枷ブロック」という支持材を設置し、掘削した土や砕石で上部まで硬く埋め戻します。
後片付けと清掃を行って完了です。